土地活用で等価交換する方法はメリットだけではありません。デメリットもあります。今回は【土地活用で等価交換のデメリットはどこにあるのか】を整理しておきましょう。

1番目は土地を手放すことになりますから慎重に考えないといけないことです。等価交換の場合は建物取得分に応じた「共有の持ち分」は得ることができます。ですが土地の所有権は事実上失われることになるわけです。土地の種類によっては先祖代々受け継がれてきたものもあるでしょう。売却することに抵抗感がある人もいるでしょう。

2番目は減価償却によるメリットが少し小さくなることです。税務上の仕組みを考えた場合に新規に取得した建物の取得価額が、もともとあった土地の取得価額を引き継ぐことになるのです。この価格に関しては建築費用よりも小さくなります。減価償却費の金額も小さくなります。減価償却費は支出を伴わない費用です。金銭を負担することなく所得税を節減するメリットがあるのですが減価償却費が小さくなることは恩恵もすくなくなります。

3番目は価格査定が複雑になって結果に反映することです。等価交換で得た建物は土地を手放して得たものです。誰しもより広い部屋を持ちたいでしょうし、少しでも良い条件のスペースを確保したいと当然考えます。けれども実際に獲得できる建物はどうでしょうか?手放してしまう土地の価格査定と新規にできた建物の価格査定の両方を加味して決定されます。どちらか一方で売主が納得できない部分があれば満足できないでしょう。